代表挨拶
昭和の高度成長期に誕生したナフコチェーン。その中のリーダーである不二屋は、お客様と一緒に、時代を歩み続けてきました。
令和の現在、日本の流通業界は大きく変貌しました。街から“商店街”が姿を消し、“コンビニエンスストア”が乱立し、郊外では大型ショッピングセンターが毎月のように誕生しています。そこで、改めて、不二屋が目指す地域に根ざした地元密着型のスーパーは、どうあるべきかを考えて「街の冷蔵庫」というキーワードにたどり着きました。
「新鮮」「安心」「安全」をモットーに、「近くて」「気軽で」「より安い」を心掛け、いつでも必要な時に必要な量を買うことができる、まさにお客様一人ひとりの冷蔵庫でありたいと願います。
街の冷蔵庫の求められるものは何か。平成19年、食品業界でさまざまな偽装が問題になった年でもありました。今、消費者が求めているのは、誠実さである、と心得ています。こんな時代であるからこそ、信頼と愛情を軸とした「絆」を大切にしたいと不二屋は考えております。生産者の顔が見える新鮮な青果、産地がわかる鮮魚や精肉といった商品の一つ一つもさることながら、地元のお客様とのコミュニケーション、社員とパートとの連携プレー、そして、お客様と私たち皆にある、温かい家庭。そのどれもが「絆」で結ばれるべきものです。
食を通して、「絆」を再確認する、それが不二屋の社会的使命であると考えています。
代表取締役 社長
成瀬敏典
成瀬敏典